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2004/12/28 私の作品は完成まであと少しというところですごく時間がかかってしまうのです。 (最初に描こうと思ったイメージと出来てきた作品のイメージのズレに悩むのです。) そこでその作品にこだわっているといつまで経っても終らなかったりするので とりあえず次の作品を描きはじめながら並行して進めていくことにしています。 そうすると一枚で見ていたときとまた違った見え方もしてきます。 並行して進めることで相乗効果がでてよいものになればと思います。 ・・そういうことでアトリエには未完成の作品ばかりが並んでいます。 2004/12/25 子供の時から思っていたことなのですが、 クリスマスの日などは料理もチキンなどお肉が多く、さらにケーキも食べますよね。 ケーキも美味しいのですがいろいろとこってりしたものを食べお腹いっぱいに なっていて少ししか食べられません。 そのケーキは残り次の日に食べることになるのです。 ですが次の日に食べるケーキの味がとても美味しく感じられます。 一晩寝かせたカレーは美味しくなっていますが、一晩寝かせたケーキも美味しいんです。 クリスマスの夜の楽しさの余韻もそのケーキには加味されていたのでしょう。 2004/12/21 私が使っているカメラはコンタックスG1っていうカメラを愛用してるんです。 このカメラ1眼レフではないのでマニュアル操作が使いづらく私はいつもオートフォーカスで 撮っているんです。作品の写真を撮るときもオートフォーカスを使うわけですが 私の作品は中央に何も描いていないものが多いのでピントが合わせづらいんです。 しょうがなく画面の縁でピント合わせたりするんですけど、それでもボケてしまったりして上手くいかないんです。 そんな理由で個展の案内状を作るときに載せる写真が前の展示の時に撮った作品を使うというのが1つの手段です。 今回もそうなってしまいそうな感じです。 案内状に載せる作品は展覧会の一番の目玉であり、自信作であると思われがちですが 案外この程度の理由で選んでるんです。 でも実際の展示を観る人よりも案内状の1枚だけしか 見ない人のほうが全然多いので本当はもっと準備をして ちゃんとつくらなくてはいけないものだといつも思っているのです。 頑張ります・・・でも、とにかく作品の撮影は難しすぎます。 2004/12/17 これから数ヶ月は少し制作が忙しくなりそうな気配です。 忙しいと余計な事をしないで大切なことだけやっていくので もしかしたら良い作品がつくれるかもしれないと私も期待しています。 2004/12/13 アトリエを広くしたはずなのに作品をつくりはじめたら以前と同じような散らかり具合になってしまいました。 でも何枚も同時に進められるのでやはり広くしてよかったと思っています。 今年中に4枚くらい完成させておきたいところです。 まだDMに載せる作品すら出来ていないので今週はこれに集中するとします。 ・・・DM制作会社でオススメのところがあったら誰か教えてください。 2004/12/10 今日はギャラリーで友人が何人か展示をしていたので見てきました。 まず渋谷でのりたけくんのグループ展。彼の作品には現代人の眼から見た「世界」が とてもよく表れていて私は以前から好きでしたが、実物を見てみると作者の暖かさも感じられるものに なっていて良かったです。次に東儀恭子さんの個展。犬をモチーフにした作品でしたが、そのマチエールが とても気持ちよく感じられました。ああいう自由さを私も手に入れたらいいなと思うんですけど。 京橋まで移動して坪田純哉君の個展。甘く美しい画面になっていてケーキのような美味しそうな作品と でも言えそうな作品でした。作品をつくる方も観る方も幸せな空間に浸れる絵画だと思います。 次に山極満博さんの個展。 絵画を中心としたインスタレーションでしたが、私が画家であるためか絵画だけでも十分いい作品だと思いました。 最後にもとはし遥さんの個展。一瞬何が描かれていて、どういう理由でその場所に絵具がのっているのか わからない作品。しかし確実にそこに絵具をのせなければならない作者の意思は感じられる作品で 前からわかるような、わからないような感じがしていました。 片隅に置いてあったドローイングを観て、改めて壁に掛けられた作品を観るとそれが少し理解できました。 作品の出現の仕方がわかり面白かったです。 ・・ギャラリーなどで作者が居たりして感想を言わなくてはならないときは ワインのソムリエのように気の利いたことを言わなくてはならないような気持ちになりますけど いい作品は「良い」だけでもいいじゃないかという気もします。 結構いろいろな人と話せて面白かったです。 2004/12/03 最近アトリエを改装して広さが1.5倍くらいに広くなりました。 広くしたついでに一面引き戸の戸があったところを壁にしようと思い壁を作ったりしています。 今まで描いていた空間と違うのでまだ慣れていなくて変な感じがします。 部屋は和室なんですけど展覧会場の壁が白いことが多いので白い壁にしようと思い 白くしたのですが白すぎて部屋になじんでない気がするのが落ち着かない原因かもしれません。 広くなって今まで使っていたストーブですと全然温まらないので家にあった工場なんかで使われている 大きなストーブ(強制通気型開放式でタンク容量13リットル!)を入れました。 あっという間に暖かくなりいいんですがパワーがありすぎて最初少しビビりました。 設定温度を一番低くしても部屋の温度は20度になってしまう優れもの?です。 個展まで2ヶ月をきっていて完成作ゼロの状況なのでアトリエ制作してる場合でもないんですが こういう作業は楽しいんですよね。 2004/12/02 12月という月は一年の最後の月でなにかワクワク、ドキドキするような感覚がありませんでしたか。 年末はクリスマスもありますし、冬休みもあったり・・大晦日なんかはほんとに普通の日ではない感じです。 時間は正確に進んでいて変わらないのに気持ちが全然違うんですよね。 (私はクリスマスなんかより大晦日の11時50分くらいの、今年ももう終わりかぁーと しみじみ思ってしまう日の方が断然いいと思います。) 意外かもしれませんがいまでもそんな気持ちを私は持っているようです。 そういうことで12月というのは結構好きな月なんですね。 2004/11/26 先日シェル美術賞のレセプションに行ってきました。 自分よりも若い人がほとんどで、あぁもう若くないんだなぁと感じさせる場所でした。 しかし、久しぶりに作家の人と話をした気がしました。 ただ、ああいう人数の多い場所では誰も深くは聞いてこないし、 こちらも聞かないので、内容がないというか・・なんかああいう空気は苦手でした。 審査員の人の1人が挨拶で、続けていってほしい、枚数を描いてほしい、なぜつくるのか考えながら 描いてほしいと言っていました。当然のことを言っているだけなのに改めて言われると 特に3番目に言ったことですが、自分はどうなのだろうと考えてしまいました。 今描いている作品でも、構図のアイデアが先にあり、理論は後回しになってしまっています。 後からなぜ作ったのか判ることもよくあるんですが、 構図のバリエーションだけになると問題ありです。 2004/11/19 展示の予定をいくつか載せておきました。 作品を発表することを思うと私もドキドキしてきます。 近づいてくると緊張もしますが楽しくなってきまた。 1つはもう2ヵ月後です。 初めて展示するところでもあるので新鮮な気持ちで作れそうな気がしています。 2004/11/15 制作中の作品に以前に撮った写真が使えそうだと思い出し探していたのですが これがなかなかみつからないんですね。 いったい何枚あるのかわからないほどで、アルバムの表紙もだいたい同じですし 引き抜いてその場所に違う写真を入れてあったりするものだからわけがわからなくなってきます。 これからも増え続けることを考えると何とかしなくてはとおもっているのですが まあ、しょうがないですかね。。 何百枚も見てるうちにまた新しいアイデアも浮かんできたりするので 良いこともあるんですよね。 2004/11/09 私の住んでいるところは柿が多くつくられており、その柿は干し柿にするため 干された柿の橙色のカーテンがそこら中にみられます。 この風景が私の感じる秋のイメージとして強く残っています。 柿は実の色も鮮やかでいいですけど、大きな葉の複雑な色もいいですね。 実ではなく葉専用の木もあるみたいです。 確かに本当に綺麗な葉は売り物にできると思います。 福田平八郎なんかも柿を描いた作品を多く残していますけど、 歳をとるごとに作品が良く見えてきます。 2004/11/06 何日かこのページ書かないでいましたね。 別に何をしていたわけでもなく、時間がいつの間にか経過していました。 つまりサボっていたんです。 作品もここ一週間はなにも手をつけずにいました。 たまに作品を描く気がどうしても起きない時があるんです。 描くべきものがないとか、構図が決まらないとかではなく気持ちの問題ですね。 毎日作りつづけている人がいますが、それってホントにすごいなぁと感心してしまいます。 ・・制作しない日はこのページもあまり進まなくなるんだと気づきました。 2004/10/29 結局同じところをぐるぐると回っているんだなと感じます。 新しいことをやろうとしたら、それは忘れかけていたけど 以前試したことがあったものでした。 その時と違うことはやろうとしてることが以前よりも 少しだけ確かなものになっているところでしょうか。 前に試したときの作品は結局捨ててしまったので、今度こそは いい作品に仕上げたいです。 2004/10/25 私の作品が人に本当に伝わっているのか、実際には全くわからないのです。 それは私が人のことを分かっているつもりでも、本当にわかっているのかは 絶対にわからないことと一緒です。 また、実際わかっていたとしてもわかっているということをわからせることも難しいことでしょう。 わかっているかどうかわからないけれども、わかってくれる人も 多分いるんじゃないかと希望を持って制作しているのです。 ややこしい文になりましたが、自分に素直に制作するべきというあたりまえの 結論に行き着きそうです。 自分を本当に理解できることが可能な(もしかしたら不可能かもしれませんが・・) 唯一の人は自分しかいないですからね。 2004/10/19 約10年前の冬の日、私は芸大の一次試験で石膏像パジャントを描いていました。 そのときに隣で描いていた男が藤田飛鳥です。 いつのまにか時間が経ってしまいましたが、画家の場合作品をつくっていると卒業後も 付き合いがあり、つくらなくなった人とは自然と離れていってしまうものですが、 彼とは今後も長く付き合えそうな気がします。 そんな藤田飛鳥もホームページを開設しました。 今日さっそくリンクしておきました。 2004/10/18 先日霧が濃い日がありました。 霧によって余計なものが消え、色もよく分からなくなり シルエットだけがうっすらと見えていました。 私が画面上でやっているような作業を 霧がやってくれていて、なかなか良い感じでした。 2004/10/14 作品は途中の段階でそのまましばらく置いておくと筆を入れにくくなって ズルズルと時間が経ってしまいます。 気がつくとそんな中途半端な作品がアトリエに溢れていて、 自分で招いたこととはいえ困りますね。 あと少しで良くなりそうな作品なんですけどね。 なんとかはやく完成させたいものです。 2004/10/06 犬と猫は共に人間に昔から好かれている動物です。 私はどちらかというと犬の方が一般的に好きな人が多いと思っています。 しかし、私の友人などを見てみると猫のほうがかなり多いのです。 統計をとったわけではありませんが、画家には猫好きが多いのではないでしょうか。 猫のもつミステリアスなところや造形的にも優美な曲線が出せることから 作品にも多く描かれているように思えます。 ただ犬にもいい作品はたくさんあって、先日観た国立近代美術館に出品されていた 宗達の子犬の作品などはとても気に入りました。 私は最近はあまり動物は描いていません。 2年半くらい前にラクダを描いたことがありますが、ラクダはまた描いてみたいと思っています。 近くにラクダいないんですよね。 2004/09/28 今日は十五夜でした。曇りでしたが雲の隙間から一瞬満月が見えました。 十五夜の日に満月が見えないとなんか損をした気分がするので見れて良かったです。 ところで十五夜の日にはススキを供えますよね。 ススキって皆さんどのようなイメージを持っているのでしょうか? よく人と話していてもし動物にたとえたらあなたは何々だとか、植物にたとえたら何々だと いうようなくだらない会話があります。 そんな話の中で植物にたとえると私はススキだと言われることが多いのですが・・。 ヒマワリとか桜なんかではないとは自分でも思うのですがススキって・・どうなのでしょう? 2004/09/24 絵なんてものは嘘ばかりなのです。 私の作品も現実には無い嘘ばかり描かれています。 他の人の作品でもそれは同じだと思います。 でも作者によってつくられた嘘がどのように嘘をついているかを見ると その作品の言いたいことが分かってきたりします。 自分の描きたいものを正直に描くとそれは嘘の絵を描くことになります。 自分の描きたいものを描かなければそれはそれでウソの絵になります。 結局画家は皆嘘つきなのですね。 素晴らしい作品ほど嘘が多く、素晴らしい作家ほど嘘をつくのが上手いんです。 書いていたら昔予備校の講師の先生が言っていたセリフを思い出しました。 「現実を描くんじゃないんだ!真実を描くんだ!!」っていう名台詞・・。 2004/09/21 身長ってあんまり測る機会がないですよね。 私は高校のときに測ってそれっきりだったのですが、 最近測ってみたら自分がいままで思っていた身長よりも2cmほど高かったです。 身長何cm?みたいに聞かれて答えると、もっと大きく見えると言われていたことが納得できました。 自分の体のことがわかると何かすっきりする感じがしました。 リンクに追加した丸山友紀は友人の画家で日本画塾の先輩でもあります。 ちょっと不思議でかわいい(お世辞)変わり者です。 何でいつも帽子かぶっているのか疑問だったのですが ホームページをみてわかりました。 2004/09/17 いつも夜に制作しているのでたまに昼に制作すると落ちつかず集中できないのです。 夜に制作することはそれはそれでリズムが出来ていたのですが 生活が逆転してしまうと、やはり上手くいかないですね。 時差ぼけみたいなことがよく起こり、これは効率が悪いんじゃないかと思います。 しかし、これから一週間はちょっと無理をして今描いている作品を仕上げたいと思っています。 一枚は白紙なので一週間という時間はギリギリなんです・・。 毎日コツコツ少しずつ確実に進んでいくのが一番ですが、気持ちの波があると そうは上手くいかないんです。 2004/09/10 今までの描きかたと少しだけ違う方法で制作しているのですが、 少しの違いでしかないのに描いている時の感覚はかなり違っていてけっこう楽しいです。 しばらくこのやり方で試してみようかと思っているところです。 完成作はまだそれほどの変化は表れないと思いますが、 いつになるかわからない次の発表の時までには良いものに なってくれることを願ってます。 2004/09/06 個展から一ヶ月以上経ち、オリンピックも終わり、秋雨の降る季節になっています。 何か短期的な目標を見つけて制作していかないと時間がどんどん過ぎてしまうように感じられます。 しかし、いったいなにを目標にしていいのでしょう・・・ そんなことを考えつつも時間は勝手に進んでいってしまいます。 2004/08/31 生活の中で自分を正直に見せることができないときはもどかしいものです。 気持ちが伝わらないからもどかしくなるのですが、 なんとなくその場の時間が過ぎてしまいそのままにしておいてしまいます。 そんな状態で作品に向かい、せめて作品は正直にストレス無く制作したいと思いつつ 出来上がってくる作品はとてもかけ離れたものになってしまうこともしばしばです。 ですが、たまにそれがうまくいったときはとても気持ちいい気分になります。 とても静かな興奮と喜びがあります。 そういう経験が上手くいかないときも作品に向かわせる1つの力に なっているのかもしれません。 2004/08/27 何のために描いているのか分からずに描き進めてしまうことがしばしばですが、 ゴール地点のイメージができていないといつまでも同じところをクルクル回って 全然前に進みません。 この迷路の出口は近くにあるということだけは感じることができるのです。 1つ1つ考えていけばきっとすぐに見つかるはずですが・・。 2004/08/16 ここのところ、しばらく風邪をひいていました。 今回は薬を飲まずに治そうと思い、飲まずにいたら熱もださずによくなりました。 風邪薬なんてあてになりませんよね。 自然治癒力に任せるのが一番健康的です。 それに私は薬が好きではないんです。 特に粉薬・・。 子供みたいな話ですけど、私は粉の薬が飲めなくて、 上手に飲める人を見るとちょっと羨ましく思ったりします。 2004/08/11 今年の夏はとても暑いから桃がとても甘くて美味しいですね。 果物はやはり暑くて雨があまり降らない年のほうが甘みが凝縮されて美味しいものになるようです。 美術や作品の事とは全く関係ない話でした・・。 2004/08/09 私はそれほど大作は多いほうではないのですがそれでも段々作品を置くスペースが なくなってきました。あと2年くらいは大丈夫かなぁと思ってはいますが、 作品をつくった後のことを考えると大作をどんどん描く気にはなってきません。 私の友人の作家でもそういった理由でなかなか大きい作品をつくれない人も多くいると思います。 私のように自宅で制作している人も作家の中には多いと思いますが日本の家屋では 高さ2メートル、横幅3メートルが限界でしょう。 そして、経済的な問題を忘れることはできません。大きいとパネル代、キャンバス代、絵具代 そして運送費までがすべて高くなってしまいます。 以上グチを書き並べましたが、大きい作品は小さい作品には出せないものがありますからね。 細かいことは気にせず3メートル以内の作品は機会があればどんどんつくっていきたいと思います。 2004/08/06 先日の個展では私の作品を大切に思ってくれている人と出会えたことがうれしかったです。 私の作品が少しでも必要とされているのなら、これからも作品を創ろうという気持ちになってきます。 日本では毎日100人くらい自殺しているそうです。 自殺するということは明日も生きていても何も意味はないと思うからでしょう。 又はこの世界に自分が必要ではないと思ってしまうからでしょう。 以前私は1人で制作していると社会から断絶した必要の無いことをしているのではないかと 錯覚することもありましたが、それが自分自身だけではなく、 少しの人にも必要とされていると感じることが出来たときから 少しの希望をみつけることができたように思われます。 制作することで私は救われているところもあるのでしょう。 逆に見てくれた人に何か少しの希望を感じてもらえるような作品になっていたのだろうかと 展示が終った今頃になって改めて考えてしまいます。 ・・とにかくここを今見ているあなたは私にとって必要な人であることは間違いありません。 2004/08/02 個展が終ると少し気が抜けた感じになります。 展示があったりすると作品を作らない日が続き いつのまにか一ヶ月くらい経っていたりします。 なにかのきっかけで少し制作から離れるとそのままズルズルと過ごしてしまったり するのですが、幸いといいますか今回は制作途中の作品があるので この作品の制作を進めていきたいと思います。 個展は1年3ヶ月ぶりくらいだったので硬くなってしまった気もするのです。 もっとよいものが出来たのではないかとも思いますが、今出せるものはすべてだしたつもりです。 作品を客観的に見れたので新たな気持ちで創れそうな気がします。 2004/07/26 個展期間中は会場には私は半分くらいしかいません。 特に火曜日と金曜日は多分1日いません。 会場に作家がいないほうが作品を落ち着いてみれるとおもいますよ。 私もギャラリーなどをまわっているときに作家の人がいるとなんか緊張して 作品に集中できなかったりすることもよくありますから。 2004/07/21 連日暑い日が続いています。 私の住んでいるところも毎度のことながら全国一位の暑さ(40.4度!)でした。 観測至上2番目の暑さとニュースで言っていました。 クーラーの効いた部屋にいて、外の木々の葉が風にそよいでいる風景などを見ていると 外も部屋の中と同じような気温に感じてきますが、いったん外に出ると 当たり前ですが、暑い・・ですね。 そういえば冬の寒い日も暖かい部屋から見る外の日差しは暖かく見えますよね。 温度や湿度は実際には目に見えるものではありません。 視覚はそれでも勝手に想像してしまいます。 美術作品は見ることによって見えないものを感じさせることが重要なことの1つだと思います。 作品から温度や湿度やその他の視覚以外のものを感じさせることができたら それだけで作品になってしまうんじゃないでしょうか。 私の作品から感じられる温度や湿度は見ている人にどのようなものに感じられているのでしょう。 2004/07/20 私の作品は描かれた部分が少なく構想を考えたそのままだと思われるかもしれません。 しかし意外とその絵具の下には実はいろいろ描いたり消したりしているのです。 構図を考えて、そのままその構図が最終的ななることもありますが、 ああでもない、こうでもないと色々やっているのです。 そうした制作をしているうちに最終的にこうなってしまったというのが完成作だったりするわけです。 上手くいかないときは苦しいですが、そういったことも含めてやはり創るのは楽しいことです。 2004/07/18 個展の案内状を送りましたがここを見てくれているあなたには届いたでしょうか? メールで連絡してくれれば送ります。 今回の個展は前回の個展から一年以上時間が経っているのですが、 一週間まえの状況はいつもと変わりません。 なにもしない時間が今年の冬から春にかけては多かったのですが 私は別に無駄な時間だったとも思っていません。 そんな生活もあって現在制作している作品も生まれてくるのです。 ・・・以上、言い訳でした。 2004/07/12 とりあえず完成している作品にマットバーニッシュ塗っておこうと思い 包んであった作品を出してみました。 久しぶりに見てみると思ったよりもいい出来のものもありましたが ヤバイものもあったりしてしばらく眺めていました。 見ていると悪いと思った作品もまたよく見えてきたりしましたが、やはりパっと一瞬見て よくないものはよくないのでしょうね。 個展に出品する作品も考え直さなければならないでしょう。 現実問題としては今週末に搬入しなくてはならない作品がまだ白紙なので この作品を早く仕上げなくてはなりません。 身の回りで使えるものという指定があるグループ展なのですが、私は椅子に絵を描くことにしました。 とりあえず椅子を買ってきたのですがどうすればいいのかわからず途方にくれています。 ・・・ご期待下さい。 2004/07/11 今日はアトリエの掃除をしていました。 学生時代に試験前になると掃除をしたくなったりしますよね。 そんな感じに似ています。 2004/07/04 先日写真を撮って、細かいところがいまいちよくわからなかったので もう一度取材にいったのですが、その現場にたどり着けず撮れずじまいでした。 その現場の近くには来ているはずなのにその場所は結局見つかりませんでした。 似たような風景がそこには続いていました。 しかし、なにかが違っていました。 それが分かれば作品もつくりやすくなりそうなのです。 見つからないことによって分かったこともありましたので 今日はこれで良しということにしました。 2004/06/28 今度の個展のDMが出来上がりました。 DMが手元にあると展示まであと少しだなぁと実感できて 制作のモチベーションもあがってきたりするのは私だけでしょうか? しかし、しばらくアトリエから離れなくてはならず制作できそうにありません。 絵を描くことだけではなく離れたところで制作のことを考えてみることも 良い結果を生むのではないかと期待しています。 ・・そう願いたいです。 実際の制作時間と作品の質は必ずしも比例しませんからね。 2004/06/26 ちょっとしたお仕事でしばらく出かけていました。 普段見る事はない生活感がなく、ケミカルな匂いで充満した不思議な空間にいたのです。 巨大な建物の中にある迷路のような通路。無数の階段、扉。 方向感覚はなくなり、廊下を進んで角を曲がるとそこに同じ景色が また続いていました。 時間も空間もわけがわからなくなってしまいました。 空調の効かない暑苦しくて埃っぽく淀んだ空気の 中から抜け出そうと出口を探して歩き続けました。 しかし、この感覚はどこかで体験したことのある感覚でした。 いつなのかは思い出せません。 この風景に奇妙にも現代を感じました。 2,3日通ううちに通路もわかり迷子になることもなくなりました。 2004/06/16 今、大きい作品を制作しているんです。 キャンバスを張って何も描かれていない画面は物としての大きさに少しビビりましたが たった1筆描くだけでその大きさが気にならず自然に見えてくるんです。 その瞬間は不思議な感覚で、好きな瞬間です。 最近キッチリ描いていたので空間の中で泳ぐ感覚を忘れていたのかもしれません。 2004/06/10 最近抜け毛が多くて困っています。 一度に10本くらい抜けてしまうんです・・。 *注 刷毛の話です・・。 2004/06/06 この時期の朝はとても良いんです。 4時くらいから明るくなりはじめるんですけど、 日曜日は車も人もほとんど通らなくて、 ホッパーの作品世界の中にいるような感覚になるんです。 しかも寒くもなく、暑くもなく風も気持ちが良いんですよ。 いつもながら朝陽は眩しいです。 うーん。。健康的な感じに思えますが朝陽を見てから寝る毎日は・・。 2004/05/30 28日の夜12時から29日朝7時までキューティーハニー前夜祭庵野秀明実写映画の系譜に行ってきました。 キューティーハニーと私が違和感があるらしく周りからは少々訝しげに見られましたが、 私はこの映画非常に楽しみにしていました。 楽しい作品ですが、しかしすごく変な作品でした。 ありえない映像、演出でコスチュームやセットも違和感がものすごくて笑うしかないです。 なんでもありな感じです。ある意味この映画がヒットしたらすごいことだと思います。 「式日」は2回目でしたが変わらず良い作品でした。 その他「ハニーメイキング映像」「エヴァンゲリオン実写パート」「流星課長」「コイシイヒト」「24人の加藤あい」 「DAICONFILM版帰ってきたウルトラマン」でした。(「ラブ&ポップ」が無いのは残念でした・・) 特に面白かったのは「流星課長」ですね。 映画の間にあった監督のトークで言っていたとおりキューティーハニーのプロトタイプ版といっていい 作品でしたが突き抜けてます・・又はキレてます。 絵も1枚だけではなく何枚かまとめてみると見えてくるものがありますが、映画でも同じ人が作れば 違う表現で作った作品でも根底にあるものは続いているのだと思いました。 2004/05/27 たまに字を書いたりするとヘタクソでスラスラ書けません。 絵を描く筋肉と字を書く筋肉は使うところが違うんでしょうね。 最近は鉛筆なんかであまり描かなくなっているので、 美術手帖なんかに載っている予備校の広告のデッサンみたいには もう多分描けないんだろうなと思います。 ・・鉛筆での作品も面白いとは思うんですけどね。 ただ色面作るのに大画面だとものすごい時間と体力が必要そうで 今のところは私はちょっと遠慮してます。 アクリル絵具にそれほどこだわりがあるわけでもないので別の画材でもいいんですけどね。 2004/05/19 ここのところ10日くらい描く準備だけしていて実際何も描いていません。 神様が降りてくるのを待っているんですけど全然降りてきてくれません。 2004/05/18 次の個展は小さい作品が多い予定でしたが、急にやはり1点くらい大きなものも出品しようと思い パネルに綿布を今日は張っていました。 大きなパネルに張るのは握力が必要で疲れます・・。 張りながら思ったのですが、綿布の匂いがどこかで嗅いだことのある匂いだなと感じていましたが 小学生や中学生のときに体育の時間にマット運動(非常につまらない授業)で 使ったマットの匂いだと思い出しました。 この綿布は芸大の画材店で買ったのですが、卒業して5年も経つのに 画翠(画材店名)のおばちゃんは私のことをまだ覚えてくれていました。 2004/05/16 表参道にある根津美術館と目黒区美術館に行ってきました。 根津美術館では南宋絵画の展覧会で最終日だった為か少し混んでいましたが 牧谿や梁楷なんかの国宝がたくさん観れて幸せでした。 牧谿は特にたくさんあって瀟湘八景の3点は大好きでした。 老子図は鼻毛がすごいです。ぼーぼーです。 笑ってはいけないのかもしれませんが笑えます。 根津美術館も初めて行ったのですがとてもいい所でした。 目黒ではちょうど舟越桂と小林孝亘の対談をしていました。 作家どうしの話は共感できるところが多く 制作の裏側も聞くことができておもしろかったですね。 2004/05/14 ニュースなんかを見ているとBSEの影響とはいえなんでそんなに牛丼が問題になるのか 不思議でしょうがないんですけど。 その光景が笑えます。みんなそんなに牛丼が好きなのかなぁ・・。 (私のおすすめは「はなまるうどん」です。一杯100円っていうのはすごいですよねー。 そのはなまるうどんも吉野家の子会社化されてしまったみたいですけど。) イラクの映像がながれた後に、牛丼の話題になるとそのギャップがコメディーにも思えてきます。 2004/05/11 私はホームページなどを作っている割にはパソコンのことがよく分からなくて はっきり言って苦手です。 キーボードも押したことのないボタンがいくつもあるのですが いったいこれはどういった時に使うのでしょう? 特に一番上にあるボタンはほとんど使わないのですが・・。 2004/05/01 連休は小学生や中学生の頃は楽しく待ち遠しいものでした。 今の生活は休日も祭日も関係ない生活になってしまい、 サラリーマンの人から見ると羨ましいのかも知れませんが 休日の喜びが薄れてしまっていることは少し残念です。 2004/04/29 最近どうも上手くいかないなぁと思っていたのですが、 絵の構図ばかり考えていたことが問題だったのかなと思いました。 構図ばかり考えていても作品は出来てきません。 考えて、考えた挙句余計なものをいろいろ描いてしまっていたようです。 でも案外こういう作品も面白いのかもと思いましたが・・とりあえず2,3ヶ月しまっておいて 改めて見たときに良かったら個展に出すということにしようかと思います。 2004/04/25 先日私の住んでいる所は33度にもなり、日本で一番暑いところでした。 しかし、今日は再び寒さが戻ってきました。 昨夜は寒くて堪りませんでした・・。 ヒーターも今年はもう使わないだろうと思っていたのに使う羽目になりました。 話はかわりますが、 今年は暖かい日が続いていたので庭に毎年咲く牡丹が早く咲きました。 何にも世話をしていないのに毎年きれいに咲いてくれます。 でも絵は描いたことないです・・。 2004/04/19 昨日は友人の個展のオープニングパーティーに行ってきました。 画家はこういうパーティーなどもあって一般の人には華やかなイメージを 持つ人もあるかもしれません。 しかし実際の制作風景はこつこつ1人で制作して地味なものです。 個展会場に行く前に新宿で映画「花とアリス」を観ました。 良かったです。笑える場面も多く、ラストも温かく終ります。 アリスがモデルの面接でバレエを踊る場面がいいです。 ・・日曜日の新宿は発狂しそうなほど人で溢れていました。 みんな何をするために、こんなにここにいるのだろうと不思議に思います。 2004/04/16 ムサ美の出版局の本に作品と短い文を載せてもらいました。 今日、一冊その本が送られてきました。 現代の日本画について私自身が勉強になるもので、興味深い本になっていました。 日本画の問題も答えが見つからないので読んでいて悶々としてくるのですが、 結局最後には何をやってもいいということになってきます。 個人的には会田誠の文が面白かったです。 興味のある方は見てください。 (書店には多分ありません・・&3990円します。) 無いと思っていましたが新宿の紀伊国屋には並んでたくさんありました・・(2004/04/19) 2004/04/09 作品は調子のいいときにはどんどん描けて、悪いときにはいくら描いてもよくならないです。 悪いときは自信も失っていたりするので挑戦的なこともなかなか出来ません。 そんなときは描かなければいいのかもしれないのですが、 頑張って描いてしまい、そして駄作で平凡なものが出来上がります。 長い時間をかけても何にもならなかったんじゃないかとも 思いますが後で思い返すとそんな時間にもたまに重要なヒントを見つけたりもするので 無意味と考えず新しい画面に向かおうかとおもいます。 2004/04/02 このページが作品を観るきっかけになったり、手助けになったりすることもあるようです。 興味を持ってくれたりしてくれる人もいてくれてよかったです。 ホームページを作った理由は作品の紹介と発表の予定を知らせるためですが memoのページはおまけみたいなつもりでしたが他のページが更新されないので ほとんどこのページがメインになりつつあります・・。 作品の新しい画像を載せたいところですがしばらく載せられそうにありません。 ごめんなさい。 ・・・関係ないですけど今日はオーパス・ワン飲みました。 2004/03/30 車で出かけて帰りが遅くなってしまい深夜に峠を越える事になってしまいました。 途中からものすごい霧と風で辺りは異様な景色に変わり、対向車もなく一人で運転していました。 10メートル先も見えない中をそろそろと走っていると死後の世界に通じるような感覚に陥りつつ しかしこんなところで車を止めてここに1人でいるのは嫌だったのでそのまま車を進めました。 前にも通ったことのある道でしたが全く別の道に思え、距離も長く感じました。 峠を越えるとウソみたいに霧は晴れました。 2004/03/24 私は絵を制作する画家であるのですが、展覧会や本などにちょっとした文章を書く事もあります。 多くの場合、それは作品についての説明を書きます。 読み返してみるとその文が作品の世界を狭めてしまっているような気がします。 文章を書くことで作品を観る手がかりになると良いのですが、それが作品の持っている自由な幅と奥行きを 失くし、一つの方向からしか見られない作品になってしまうのではないかと心配になります。 もっとイマジネーションが膨らむ説明が出来れば良いのですが、それが出来るほどの文章力がありません。 結局観る人には作品の方を信じてもらえたらよいと思います。作品がすべてだと思います。 2004/03/22 車を運転していると通り過ぎていく風景のなかに題材になりそうなものをよく見つけます。 止まることも出来ず、よそ見もあまり長く出来ないですし(前の車にぶつかりそうなことはしばしば有り) 写真を撮ることも運転中は難しいです。 写真に撮れたとしても現像してみると大したことがなかったりします。 ただその時の印象は記憶のなかに残っていて作品にも多少は表れていると思います。 2004/03/17 私の使用している腕時計は1日に何秒か早く進んでいるみたいで ふと気がつくと時計が何分か進んでいます。 最初は不満もあったのですが、でも遅れるよりは進んでいるほうがいいと思います。 電車に間に合わないっ!て思った時もこの時計が助けてくれたこともあります。 これからもこの腕時計を使用し続けようと思います・・。 2004/03/11 押井守監督作「イノセンス」を観てきました。 押井守作品は映画としては私の好きな感じの映画とは違うのですが この作品は観ておかねばならないなぁと思っていました。 観てみるとやっぱりすごかったです。 登場人物の言葉がそれぞれ深い意味を含んでいそうで何回見ても楽しめそうな映画でした。 私はこの映画はすごい人気で混雑しているのかと思っていましたが、 夕方6時半からの上映開始で15人くらいしか入っていませんでした。 映画館のど真ん中に座って前に座っている人は誰もいない状態で見れたので 集中して観れて良かったですけど、こんなんで収益は大丈夫なのかなぁと 余計な心配をしてしまいました。 2004/03/05 私の住んでいるところは盆地で四方を山に囲まれています。 描いている作品の中にも自然に山が出現してきました。 観ている人がどう思うかわかりませんが、山並みを遠景に加えると 気分が落ち着いてくる気がしました。 幼いときから毎日見ていた風景が今の作品にも少なからず影響があるようです。 2004/03/03 昼間の明るい時間に制作したいのですが、明るい時間帯はなぜか落ちつかなくて 制作する気がなかなか起きず、集中できません。 夜2時、3時くらいになるとなぜかやる気が出てくるのです。 習慣って怖いですね。 私の師事している先生は朝6時くらいから制作していて、最初とても驚きました。 その生活習慣を真似したいところなんですけど・・・無理ですね。 夜中起きている生活はたまに早く起きなくてはいけない日が非常にキツイです。 でもたまに見る朝陽は新鮮でとても美しいです。 2004/02/26 日本画塾に行っていたときに素描の授業がありその時の講師の先生が 鍋島正世先生です。 実際に素描をするということは少なく、理論の講義がメインの授業でした。 私はその授業の中で特にセザンヌの作品についての講義が印象に残っていて 今でもセザンヌの作品を見ると鍋島先生とその講義を思い出してしまいます。 鍋島先生のサイトを今日linksに加えておきました。 2004/02/24 今日は芸大の卒展、日本画塾の卒展、その他個展を数箇所回ってきました。 芸大で油画専攻の人が絵画棟で展示していたので美術館のほかにそちらも見たのですが 教室の天井の高さ、光、広さが羨ましく見えてしまいました。 卒業すると学生が恵まれていることを実感します。 作品はいくつも良いものがあったと思いますがあれだけたくさんあると よくわかんなくなってきそうでした。・・どうしても映像作品はああいう場だと見る気が失せます。 私の同級生も博士課程を修了ということで3人出していますが 私と一緒に制作していた学部の頃と作品がかなり変化していて興味深かったです。 2004/02/18 2年ほど前に描いた作品がかなり汚れてしまっていたので修復をしました。 その時に制作していたときのことを思い出しつつ、描いた当時の気持ちで直そうと思っていたのですが 上手くいきません。 当然のことながら変わっていない様でいて、実は当時と今は少し考え方も変わり 違った自分になっていることに気がつきました。 作るべき時に作っておかないと後で後悔しそうな気がします。 問題は今何を作るべきかいまだによく分かっていないことです。 2004/02/13 パリから帰ってくる途中にモスクワで14時間も足止めされてしまって大変疲れました。 パリのホテルを朝7時半に出て9時半発の飛行機でモスクワまで約5時間、空港で14時間待って その後東京まで9時間・・。 飛行機は直行便に限りますね。 滞在中は美術館をメインに教会、宮殿などの建築物を見てまわりました。 観たい絵をたくさん見れて満足しました。 パリの町並みも雰囲気があっていいのですが、問題点は犬のフンが多すぎて 油断をすると踏みそうになります。 私も危ない場面が何回かありました。 2004/02/04 私はあまり旅行とか行くほうではないのですが、6日からパリに美術館を観に行きます。 アメリカは何度かありますが、ヨーロッパは初めてなので楽しみです。 以前、ニューヨークから日本に帰る途中に急病人が出てアラスカに止まったことが あるのですが(しかも2回)そういうトラブルがないことを祈るばかりです。 今回はチケットをケチってアエロフロートロシア航空を使ってモスクワ経由にしたので 時間がかかり、パリに着くまでにかなり疲れそうな感じです・・。 2004/01/30 文化庁のサイトを観ていたら文化庁長官の河合隼雄氏が次のことを書いていました。
このほかにも文化庁のページにはいろいろ文化、美術のことが書いてあって意外と面白いです。 2004/01/26 先日日本人は一年間に一度も芸術鑑賞をしない人が50%というような記事が載っていました。 25日に横浜に田中一村の展覧会を観に行ったのですが、上に書いたことが本当なの?と疑いたくなる 感じで結構混んでました。この展覧会全体としては良かったのですが、何枚か本物ではなく複製の絵が 展示されているのが残念でした。近くで見ると明らかに絵がしょぼい・・のが何か損した気分に なりました。 全く関係ないですけど、今日は文化財保護の日だそうです。 1946年1月26日に法隆寺金堂が火事になり金堂壁画が焼けてしまったのですが、 その災いを忘れないためにこの日が文化財保護の日になっているそうです。 2004/01/18 頭の中にイメージがあることが第一ですが、 それを形にすることがとてもむずかしいです。 思い描いたものを実際に作品にできるところが 作家の作家たる所以ですけど。 他の人はどうか分かりませんが、 私は完成作がしばしば最初のイメージとは違ったものになります。 でも作品が良ければそれはそれで良いということにしています。 2004/01/13 冬の寒い日は布団から出たくなくなります。 たまに、寝ている間に布団がベットからずり落ちていて毛布しかない状態で 寒くて夜起きてしまうときがあります。 目が覚める直前の夢の中も寒かったです。 2004/01/06 ふと予備校で浪人していたときのことを思い出します。 今でも予備校時代が一番頑張っていた時だと思っています。 あの時は目標が明確で、その目標を目指して必死に描いていたときでしたが、 充実していた時間でした。 予備校時代の一年間は一年が今よりもずっと長く感じます。 大学での3年間くらいと同じ位の時間の感覚があります。 2004/01/05 お正月はあっという間に終わりですね。 私は映画ばかり観ていました。 映画ばかり観ていて今年はまだ筆を全く持っていないのです。 別に忘れたわけではなく、映画観ながらも気になっていたのですが。 作らなくては作家ではないですし、絵を描くのが私の仕事ですからやらないといけませんね。 2004/01/01 あけましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 今年は7月の個展まで今のところ何も予定がないので ゆっくり進めていくことになりそうです。 時間がありそうなのであまり行かない旅行にでも行ってみようかと思っています。 |